私たちの身の回りは、電化製品に囲まれていると言っても過言ではありません。身近な家電や職場でも利用するパソコンやスマホ…どれも電気が必要なものばかりです。
災害が停電を招いた場合、こうした機器がすべて使えなくなることもあり得ます。企業として、停電を見越した電力の確保は不可欠です。
災害はいつ、どこで起こるか、誰にも予測できません。そこで今回は、非常時でも電力を確保できる蓄電池をご紹介します。
蓄電池にはさまざまな種類がありますが、今回ご紹介するのは、小型化に向いているリチウムイオン電池を利用したポータブル蓄電池「PR-HUG-400A」です。
このポータブル蓄電池の最大の特長は、小型でありながら一度に約50台分(*2)のスマホが充電できるパワフルさです。
地震や災害等の有事でもスイッチを入れるだけで簡単に使用でき、小型なので普段から部屋に置いておいても邪魔にならず、いざという時は屋外へ持ち運ぶこともできます。
ソーラーパネルを使った充電にも対応しているので、停電が長引いても繰り返し使える点もポイントです。
目次
・まとめ
いざ体験! ポータブル蓄電池を使ってみた
・ソーラーパネルで蓄電池を充電してみた
まずはポータブル蓄電池自体を充電していきます。
この商品は3通りの充電方法に対応しており、
①専用ソーラーパネルを使った充電
②AC充電(通常の電源からの充電)
③同シリーズ商品「HUG-CAR」を使った充電が可能です。
今回は、災害時を想定して①専用ソーラーパネルを使った充電を試してみます。
ソーラーパネルはコンパクトに折り畳まれているので、持ち運びは簡単でした。
ただ、広げるとそれなりに場所を取るので、充電場所は開けた場所がおすすめです。
晴れた屋外の公園で充電をしたところ、充電完了まで約6時間かかりました。天候や設置条件によってはそれ以上かかる可能性もあるでしょう。
ソーラーパネルでの充電のコツは、陰になりにくいところを選択することだと感じました。充電場所としては公園かビルの屋上が最適だと思います。
・ポータブル蓄電池でスマホを充電してみた
次に、ポータブル蓄電池でスマホを充電してみます。メイン電源スイッチを2秒以上押すと、電源ランプとモニタが点灯し、すぐに使用できる状態になりました。USBポートにスマホをつないだところ、普段の充電と同じように数時間で充電が完了しました。
機種にもよりますが、ポータブル蓄電池がフル充電状態であれば、約60回分(*3)充電できるとのことです。ACコンセントも2口あるので、PCも充電可能です。
・持ち運びも楽々
使用してみた感想として、思っていたよりもコンパクトで女性の方でも持ち運びできる重さであることに驚きました。高さは500MLのペットボトル程度で、重さはお米5キロと同じ重量で持ち手もついているので運びやすいです。
個人的には、災害の事前準備として会社のミーティングスペースに設置しておくのにピッタリだと感じました。
見えるところに置いておけば充電のし忘れを防止できますし、社員全員が設置場所を把握できるのでいざというときの持ち出しもスムーズに行なえそうです。
災害時だけじゃない!こんな使い方も
今回、ソーラーパネルを使って充電してみて、キャンプ遊びにも最適なのでは?と感じました。
例えば昼間ににBBQをしている間にソーラーパネルで充電しておき、夜はスマホやライトの充電に使うといった使い方もできそうです。
小型で操作も簡単なので、構えず気軽に使用できる点がとても気に入りました!
まとめ
実際に使ってみると、充電も蓄電も直感的な操作で簡単にでき、蓄電池に対するハードルがぐっと下がりました。これがあるだけでいつでも安定して電力が使用できると思うと、かなり安心感があります。
日常使いもしやすいので、普段のお出かけやアウトドアなどで使い慣れておけば、非常時の利用もいっそうスムーズになりそうですね。
今後も、有用な情報を発信していきます。
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